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童話を失くした嬰児へ
僕らの明時
失意の果てに
怒りをくれよ
糾う禍罪
曖昧なだけの日々
いとけない悪魔
ひさぐ黎明
「さびしい期待だったね」
淘汰されていく世界
未必の殺意

踏み潰してでも歩いていけばいいんだ。理想を脅やかす現実も、有象無象が束になろうがすべて踏み躙ればいい。未来にいるはずの自分に向かって、立ち止まってなどいられないのだから。

疵はまだ胸の奥に潜んでいて、時折、ふと思い出したかのように疼いてどうしようもなくなる。

爛れた空気が喉を灼き、甘く苦い香りが思考を鈍らせた。衝動的な欲求はただただ破滅を切望している。

さよならは言えそうにない

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